2024.04.23
現役で活躍する女性Webデザイナーへの
インタビュー大公開
Webデザイナーを目指す方必見!
インタビュー
Webデザイナーを目指す方に
参考になる情報を配信
株式会社GIG 千葉様インタビュー
フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』で採用サポートを担う千葉佑人氏に、Webデザイナーやフリーランスについて話をお聞きしました。
青山学院大学を卒業後、2019年4月に新卒で株式会社GIGに入社。事業部やサービスカスタマーサクセスチームの立ち上げに従事。
現在はフリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』にて、顧客組織やプロジェクトの体制構築支援などの課題解決の他、ウェビナー登壇や韓国メディア『DIGITAL iNSIGHT』の取材など幅広く業務を行っている。
INDEX
一言で言うと、自分のやったことに対してしっかりと意思表示が出来る方と働きたいと思っています。
理由は、仕事って基本的には何かしら与えられてやることが多いと思います。それを「ただやる」だけでは成長しません。仕事をする上でWebデザイナーは、色々なセールスやマーケター、エンジニア、様々な部署、チームの方とやり取りをする場面が多いです。そのような場でのコミュニケーションだけでなく、自分の成果物に対してどのような意思があるのか、意思表示ができるのかが大事です。
それができると、ただ「話す」ことができるだけではなく、成果物に対してどのようなコンセプトなのか、どのようなことをポイントにしたか等、意思表示をする上で責任も生まれるので、そのような方と一緒に働けたらいいなと思っています。
コミュニケーションはとれるに越したことはないです。ただ、全員が全員、話すことが得意です!という方ばかりではないですよね。
色々な方がいるので、コミュニケーションが得意ではない方でもそこに「芯」があれば仕事に関しては大丈夫です。
話をしっかり聞けて、それに対して的を射た回答ができることですね。
世の解釈って「話すのが上手い」ことがコミュニケーション能力が高いと思われがちだと思うんです。でも実際は「話す」だけだったらコミュニケーションではないですよね。キャッチボールがあってのコミュニケーションだと思うんです。
お客様がいて、デザインのコンセプトがあって、それに対してどうデザインができるかが仕事の根幹です。どのようなデザインなのかをしっかり聞けることが大事。
しっかり話を聞く、それに対して回答ができる、このキャッチボールができることが僕にとってのコミュニケーションが取れるということだと思っています。
やはり「人の話を聞くこと」。これに尽きます。デザインとアートは違います。
自分から湧き出ることを発信することをデザインだと思っている人が多いですが、それは単なる自己表現。仕事って一人ではできないので、お客様の意見があってそれを改善としてデザイナーやエンジニアやマーケター等、多くの人との繋がりの中で成り立つものだと思っています。その方々とコミュニケーションをとる上で、しっかり相手の意見を聞いてデザインに落とし込むことがデザイナーとして一番大事なことだと思います。話を聞きましょう(笑)周りの意見を聞きましょう。
デザイナーという職種の観点で言うと、UI/UXデザイナーですね。企業の担当者様が欲しいと思っているけど良い人材が見つからないとよく聞きます。
すごく需要があります。UI/UXはサービス改善に関わる部分なので、ここ数年でUI/UXが大事だという文化が出てきました。つまり、歴史が浅く、尚且つ求められているレベルも高くなっています。サービスやプロダクトを経験していないと、UI/UXをやってきましたという箔がつかなかったり経歴として認められないところがあったりする。レベルの高さや求められているポジションの母数は多いけど、まだまだ市場としては、UI/UXデザイナーは少なく、でも需要があるのでその少ない人材で回しているのが現状ですね。
パーソナルな面で言うと、繰り返しになりますが「コミュニケーション」ですね。
一人で出来る仕事ではなく、基本的にはチームの連携が前提にあるので黙々と仕事されるのは困りますね(笑)
担当者様にどんな人が欲しいか、パーソナル重視なのかスキル重視なのか含めて聞くことがあります。
スキル重視と答える方も結局突き詰めると職人タイプよりは「コミュニケーション能力が高い人」に繋がることが多いですね。自分の求められていること意外にも意見が言えたりとか、最低限やり取りがしっかりできて、話を聞けて、それに対して回答ができる人ですね。
企業で働くということは「組織」に属するので、当たり前ですが「コミュニケーション」が大事です。
フリーランスで働く上で大事なのは「コミュニケーション」はもちろんですが一番は「責任感」です。企業の場合は責任をとる役職者がいますよね。でもフリーランスは企業と個人と一対一の関係になるため、業務に対する責任はフリーランス個人が問われることになります。責任を感じて仕事ができる人であれば、信頼関係が生まれて新しい仕事を取れたり、お客様から「こんなことをやってみたいんだけど」と提案の先に仕事に繋がることもあるかもしれません。そういった点でも責任感は非常に大事だと思います。
あると思います。
「世のできるフリーランスやデザイナー」はそこで仕事を獲得することが多いと思います。自分を売り込む営業を積極的にせずとも案件がある方はいますね。だからこそ「信頼関係」を獲得する上で仕事に対する責任感はすごく大事ですね。そこは社会人として、ビジネスマンとしては当たり前ですが大事にすべきだと考えます。
デザイナーにとっては「顔」だと思っています。
例えば、セールスやマーケターの方は履歴書を送って面接に繋がることが多いと思いますが、デザイナーはそれ以前にまず「ポートフォリオ」が入るケースがほとんどです。ポートフォリオが充実していないとまず面接ができません。一番重要な部分です。その人を表す「顔」ですね。
コミュニケーションの部分と繋がりますが、「意思」があること。
例えば、目的があってそれに対して逆算して策を打てるかどうかです。
企業側が求めているコンセプトやデザインに対して、そこにストーリーがあると、採用する上で、スキルが万が一伴っていなくても武器になる。作ったものにしっかり意味があって、意思表示ができるかどうかが大事ですね。
フルリモートできる仕事は他にもありますがその中でも、「エンジニア」と「デザイナー」はITの職種ではトップレベルで需要がある業種だと思っています。
チャンスはどこにでも転がっているので、「デザイナーになってみたいけど不安」や「フリーランスとしてデザイナーになれるかな…」という気持ちもあるとは思いますが、絶対できます。今私と同じチームでデザイナーになってみたいなという人がいて、実際に勉強しています。スクールで学ぶことも一つの選択肢ですし、自分で始めることもできる、いろんなチャンスが転がっていますね。やりたい、なりたいと思ったその日から始めてみることが結果に繋がると思います。そしてスクールで学ぶことが最短だとは思います。色々な選択肢があるので見極めながら頑張ってほしいです。
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