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Webデザインを学ぶなら職業訓練がいいの?受講資格やメリット・デメリットまでを解説

Webデザインを学ぶために、職業訓練を利用できないか、とお考えの人は多いのではないでしょうか。
なぜなら、独学では不安だし、Webデザインスクールは費用負担があるからです。
職業訓練は公的制度のため、どの方法よりも安心して利用できます。
そこで今回は、Webデザインと職業訓練についてお話ししますので、参考にしてみてください。

職業訓練とは?誰でも利用できるの?

職業訓練とは、無料でスキルを習得できる公的制度のことを指します。
職業訓練は、公的職業訓練、またはハロートレーニングとも言われています。
職業訓練は基本的に失業者を対象にした制度のため、誰でも利用できるわけではありません。
各都道府県の職業能力開発校や、専門学校、大学、職業能力開発促進センターなど指定の施設にて職業訓練が受けられます。
職業訓練にはデザイン分野が存在しているため、Webデザイナーになりたい求職者は利用できます。

職業訓練のWebデザインはどんなコースがあるの?

職業訓練のデザイン関連のコースは、Webデザイナー養成科とWebクリエイター養成科などがメインとなっています。
受講内容は、デザインの基礎をはじめ、HMTL、CSS、JavaScriptなどWebサイトに必要な知識が得られます。
また、ウェブデザイン技能検定などの資格試験も目指せます。
これらすべての受講テキスト代を除けば無料で、さらに条件を満たせば生活支援のための給付金ももらえます。
つまり、失業中はWebデザイナーの知識を得られるのと同時に、給付金ももらえるため失業者にとってはありがたい制度だと言えます。

職業訓練でWebデザインを学習するメリットは?

職業訓練でWebデザインを学習するメリットとデメリットを知っておけば、後悔のない道を進めるでしょう。

失業保険がすぐに受給できる

条件によって異なりますが、多くの失業者は失業保険がすぐに受給されません。
まずは離職票を手に入れてハローワークに提出し、待機期間後に説明会へ参加します。
7日間の待機期間と2か月後にようやく失業保険が受給されます。
ですが、職業訓練を利用すると2カ月を待たずして失業保険を受給できます。
ただし、失業保険の受給に関しては細かいルールがあるため、最寄りのハローワークに確認されることをおすすめします。

就職や転職がしやすい

職業訓練を利用すれば、就職や転職がしやすくなるというメリットがあります。
なぜなら、職業訓練という公的機関でスキルを学んだ実績があるからです。
職業訓練でWebデザインを学んだのであれば、ある程度は理解できると考えられますし、ハローワークという場所柄、求人の探しかたを教えてくれたり、求人の紹介などをしてくれたりもします。

受講料は無料

職業訓練のWebデザインコースは、テキスト代を除いて無料で利用できます。
多くのWebデザインスクールは費用がかかりますが、職業訓練は無料です。
とくに求職中ですと、費用の支払いが厳しいと感じてしまうケースが多いため、無料で利用できるのは大きなメリットです。
ですが、費用の有無はコースや状況によって異なるため、ハローワークに確認しておくといいでしょう。

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職業訓練でWebデザインを学習するデメリットは?

失業の期間が長くなる

職業訓練を受けると、その期間のほとんどは学習期間にあてないといけないため、失業期間が長くなる傾向にあります。
例えば、職業訓練のWebデザインコースは、3カ月~6カ月くらいが学習期間とされています。
どうしてもはやくに就職、転職したい場合は職業訓練ではなく、独学やWebデザインスクールなどの利用をおすすめします。

授業の日にちや時間が決められている

職業訓練のWebデザインコースに限らずですが、1日のスケジュールが決められているため、マイペースの学習が難しい傾向にあります。
例えば1限目が9時スタートとすれば、終わりの6限目は15時前ですから、半日は最低でも職業訓練で時間を使います。
ある意味、普通の学校と同じようなイメージですから、決められた時間の学習が難しい場合は職業訓練に向いていません。
その場合も、独学やWebデザインスクールの活用であれば、時間の問題解消はできます。

他の生徒との相性の良し悪しがある

職業訓練は、自分ひとりだけが利用するわけではなく、多くの求職者が同じコースを選ぶことも想定しなければなりません。
つまり、同じ場所で一緒にWebデザインについて学習する可能性がある、ということです。
基本的には真剣にWebデザインについて学びたいと考えている人が多いため、心配はありませんが、なかには相性が悪いなと感じる場合もあります。
当然、相性が悪い人と一緒に勉強するのは苦痛でしかありませんので、この場合も独学やWebデザインスクールの利用で解決します。

職業訓練でWebデザインコースを卒業すれば就職や転職はできる?

職業訓練を利用して卒業すれば、確実に就職や転職ができるのか、と疑問を持たれているはずです。
残念ながら、すべての卒業生が就職や転職ができるわけではありません。
なぜなら、職業訓練を受けた人の全員がWebデザインについて理解できたというわけではないからです。
職業訓練は時間通りに授業が進んでいくこともあり、勉強についていけない人も少なからず存在しています。
また、条件等の理想が高すぎるあまりに、新しい仕事が見つからないというケースもあります。

職業訓練でWebデザインを学ぶ際のポイント

職業訓練のWebデザインコースを利用する場合、将来の就職や転職をするために知っておくべきポイントがいくつかあります。

Webデザインについてすべてを理解するのは難しい

職業訓練では、WebデザインやHTML、CSSなどを一通り教えてくれますが、すべてを理解するのは難しいと考えるべきです。
人によってはパソコン操作すら難しく、授業についていけない場合があるからです。
入学したから絶対大丈夫というのではなく、ある程度危機感を持って行動するようにしましょう。

卒業後に確実に仕事が見つかるわけではない

職業訓練の卒業後は、確実に仕事が見つかるわけではありません。
多くの人は、職業訓練が終わってから仕事を探しはじめますが、できるだけ受講中の期間でも探しておくべきだと言えます。
また、勉強ばかりではなくWebデザイナーと交流を持ったり、情報交換をしたりで積極的に動いていくといいでしょう。

授業以外でも勉強はしておく

職業訓練では、あくまで基礎的なことしか教えてくれないため、実務になったときに大きな壁にぶち当あたってしまう可能性があります。
職業訓練で受講しているという安心感からか、授業以外は勉強しないケースがありますが、できるだけ自宅でも勉強はしておくべきです。
将来、Webデザイナーとして就職や転職をするのであれば、Webデザインスキルがしっかり身についているのかどうかで未来は変わってくるからです。
まわりと比べて少しの努力と継続ができれば、職業訓練を利用した意味はあります。

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まとめ

Webデザインを学ぶために職業訓練を利用するのは間違いではありません。
ですが費用は無料とは言え、対象者のみの利用に限られますし、スケジュール通りに動かないといけないため、メリットもあればデメリットもあります。
もし、Webデザインについて深く学びたい、将来に活かしたいとお考えならWebデザインスクールの利用をおすすめします。

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