2024.04.23
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本格的にWebデザイナーを目指す場合、絶対にないと困るものがパソコンです。
なぜなら、Webデザイナーはパソコンを使ってデザインを作成するからです。
ですが、パソコンといっても値段も性能もピンキリのため、どれを選ぶべきなのかを迷ってしまうものです。
今回は、パソコンのスペックについてお話ししますので、参考にしてみてください。
パソコンを購入する場合、スペックという言葉を聞かれるはずです。
パソコンのスペックとは、パソコンの性能のことを指します。
例えば、同じメーカーのパソコンだったとしても、性能や値段が大きく異なります。
これは外見がまったく同じだったとしても、中身がまったく違うケースが多々あります。
パソコンのスペックを決める要素は、メモリやCPU、GPU、ストレージなどの性能の差によって変わってきます。
メモリやストレージの容量が多く、CPUやGPUの性能が高ければ高いほど、高額なパソコンになりやすいです。
Webデザイナーに高性能なパソコンは必要ありませんが、デザインソフトによっては大きな容量が必要になってくるため、格安で販売されているパソコンはおすすめしません。
金額を下げて格安の型落ちパソコンを購入すれば、起動が遅かったりフリーズしたりでストレスを感じてしまいます。
とくにインターネットの閲覧用だけに作られた安価なパソコンは、Webデザイナーに必要なスペックを満たしていない可能性があります。
何十万円もするようなパソコンは必要ありませんが、それでも用途によって必要なスペックは満たすべきです。
Webデザイナーにおすすめのパソコンスペックを知っておけば、後悔せずに購入ができます。
パソコンスペックを決める要素に、メモリやCPU、GPU、ストレージなどがあります。
メモリとは名前の通り、データを記録するためのパーツのことを指します。
データを記録と言えば、HDDやSSDをイメージしてしまいがちですが、メモリは一時的に保存しておくために存在しています。
メモリの容量が高くなればなるほど快適な動作ができます。
メモリは4GB、8GB、16GBなどの数字で表記されます。
Photoshopで推奨されているメモリの容量は8GB 以上です。
CPUは中央演算処理装置のことで、人間でいうと脳に位置する大切なパーツです。
性能が高くなればなるほど処理能力が向上します。
CPUはコア数とスレッド数、クロック数などに分けられます。
例えばコア数は、デュアルコア(2個)やクアッドコア(4個)が主流となっており、数が増えれば処理能力も増えます。
基本的にどのパソコンにもCPUは導入されていますが、性能がまったく異なるため選ぶ際には注意しなければなりません。
Photoshopで推奨されているCPUの性能は、64ビットに対応しているインテル、またはAMDなどが該当します。
GPUとは、グラフィックボードのことを指します。
グラフィックボードの性能が高ければ高いほど、画像や動画の処理がスムーズにできます。
とくに動画編集をする場合は、高性能なGPUが必要です。
Photoshopで推奨されているGPUの性能は、1.5GB 以上のGPUメモリ、DirectX12以上などが該当します。
今はどの最新パソコンもGPUは高性能ですが、できるだけ推奨されているスペックのパソコンを選ぶようにしましょう。
ストレージとはパソコンに格納できるデータの容量のことを指します。
ストレージの数字が大きければ大きいほど、たくさんのデータを保存できます。
例えばお持ちのスマートフォンも、64GBや128GBというアプリやデータを保存できるストレージがありますが、パソコンも一緒です。
パソコンであれば500GBや1TB(1,000GB)など、数字が多くなればなるほど安心です。
Photoshopで推奨されているストレージ容量は20GB以上です。
また、パソコンのストレージはHDDやSSDのどちらかを選択する必要があります。
基本的に今は処理能力がはやく、衝撃に強いSSDを選んでおくといいでしょう。
Webデザイナーがパソコンを購入する場合、ノートパソコンかデスクトップパソコンかのどちらかで迷ってしまうものです。
例えば完全に自宅だけで仕事をする予定であればデスクトップパソコンを、カフェなど移動して仕事をする予定であればノートパソコンがおすすめです。
また、WindowsかMacかはご自身の好みで選ばれるとよしです。
WebデザイナーといえばMacというイメージがあるかもしれませんが、Windowsを選んだからと言って作業で不利になることはありません。
ただし、ノートパソコンの場合はデスクトップパソコンよりも性能は劣るのと、値段が高くなる傾向にあるため用途や予算に合わせて選びましょう。
Webデザイナーになるためには、ある程度優れたスペックのパソコンを選んでおくと安心です。
では、実際にどれくらいの予算があれば、Webデザイナーにぴったりなパソコンを購入できるのでしょうか。
例えば、Windowsであれば10万円、Macあれば15万円以上を予算として考えておくといいでしょう。
また、Windowsの場合は有名メーカーだと高くなるため、こだわりがなければBTOという受注生産タイプのパソコンを選ぶ方法もあります。
受注生産なら高くなりそうなイメージはありますが、メーカー物ではないためかなり安く購入できます。
しかも、中身はメーカーで使われているパーツがメインになっているため、大きなデメリットはありません。
少しでもパソコン購入費用を抑えたいと考え、中古パソコンを検討していませんか。
中古パソコンでも問題はありませんが、適当なものを買うと安物買いの銭失いになってしまいます。
中古パソコンを探していると、とんでもなく安い値段で売られている場面を見かけます。
例えば、ノートパソコンなのに1万円以下で販売されているなどが該当します。
たしかにノートパソコンで1万円はお買い得ですが、あきらかに何世代も前のパソコンの可能性が高いです。
結果的に、起動するだけでも何分とかかるため、時間が無駄になってしまいます。
中古パソコンは、確実に使用歴があるため、はやい段階で壊れてしまう可能性が高いです。
とくにあまりにも安いパソコンは、数日使っただけで調子が悪くなることも考えなければなりません。
中古パソコンは安く買えますが、それだけリスクのある行動のため知識がない状態で手をだすのは辞めましょう。
中古パソコンの選択ししかない場合は、専門ショップ以外で購入するのはよくありません。
とくに、フリマアプリやネットオークションで販売されている中古パソコンは、動く保障すらないからです。
どんな使われかたをしていたのか、どんなメンテナンスをしていたのかが読めないため、絶対に店頭に足を運んで選ぶようにしましょう。
Webデザイナーになるためには、パソコンがないと絶対にできません。
ですが、パソコンとひとくちに言っても、さまざまなメーカーからたくさんの種類のパソコンが販売されているため、初心者からすれば選びかたに迷ってしまうものです。
パソコンは1度購入すると長く使うもののため、変に妥協せずに、予算の許される範囲で新品を選ばれることをおすすめします。
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